薄肉耐熱透明エポキシ制作時のワンポイント

5mm以下の厚みで固めること  危険!!!!

計量
計量はきちんと行う。(着色剤の分量も考慮上

紙コップ、等の使い捨てコップを使うと便利です。

GM−9003は、低温時での(室温23度以下)作業の場合は、
  粘度が高いため作業前に、暖めておいて下さい。
混合
混合時の泡は、真空脱泡機を使い脱泡をすることがベストです。

真空脱泡機が無い場合は、混ぜた容器の上にパンティーストッキング をかぶせてエポキシを濾すと脱泡されます。
 
 混合後は速やかに注型して下さい。厚肉の発熱により、大変危険です。
流し込み
PPの透明荷作り用テープでてシリコーン型を締めます。

シリコーン型の湯口のうえに油だまりも同時にテープで作ります。

脱型時間 :  常温(23℃)で12時間
        :  50〜60℃加熱で1.5〜2時間ブレニー技研HPへ

半硬化状態で脱型することをお奨めいたします。  

※GM−9003の、常温硬化は、温度による経時変化がおこります。  
 シリコーン型をビニール袋の中に入れ、カップ麺の中ブレニー技研HPへ)に入れ、約3回お湯を交換すると、硬化に伴い剛性が上がり脱型が出来ます。
 
製品熱処理
製品熱処理(50〜60℃): アニール、キュアーをすることにより、粘り強(タフネス)さが上がります。 

乾燥炉、熱風乾燥機,オーブン等にぶら下げた状態で1.5〜2時間

乾燥炉がない場合ブレニー技研HPへ)、赤外線ライト、温風ヒーターの前等で、アニール処理を行う。 
   
完成
注型品の完成です。

今回のカラーはR−21レッド、R−Z1乳白で:
  懐中電気、パッシングライト(自転車用)を製作しました。