今回はマスターモデルを制作せずに家にある素材で作りました。

マスターモデルの製作 始めにマスターモデル用のパチンコ玉と使用済みの歯ブラシを用 意いたしました。

ブラシ部分はカットしておきます。
注型用の型の製作 注形用の型をブルーミックスで作ります。
型の予熱
ホットプレート温度を170〜220℃ 間で、セットします。
注形型をホットプレートの蓋の上であらかじめに暖めておきます。

型温度が低と、型の中を流れる内に冷えてしまい、型通りの注形品が取れない事があります。 適温としては、100〜130℃位を目安にして下さい。

シリコーンを型に使用場合される場合は、シリコーンに含まれている油が加熱により、浸みだし、煙が出ますので必ず換気の良い所で行って下さい。
ジェリーキャストの溶解

今回はアルミホイールで制作いたしました。
お菓子作りに使う鉄製の容器等を繰り返し使用すると経済的です。
ブルーのラメとグリーンのラメで作りました。

ジェリーキャストは合成プラスチックです。加熱する時に有る程度煙が発生致します、必ず換気の良い所で行って下さい。

着色は、ジーナス(エポキシ用着色剤)のR−10〜R−ZVを4%以内でご使用下さい。
着色剤は商品ガイドをご覧下さい。
注型
型に流し込んだ直後です。

注型後は水平において下さい。 (傾いていると低い方へ寄ってしまいます。)
急冷はひけが発生致しますのでお避け下さい。
完成
注形が終わりましたら完全に冷えてから離型して下さい。


今回の製作上の注意点とヒント
素材が柔らかいため出来上がりを考て、出来るだけオーバー目にマスターモデルを選びました。
型は、シリコーン系が離型も良好なのでお奨めいたします。今回は、ブルーミックスを使用いたしました。 
なべなどで直接ガスにコンロ上での溶解は絶対にやめて下さい。直火禁止です。
詳細は、技術情報の使用実用例をご覧下さい。

加熱方法は、ホットプレートなどの、温度コントロールが出来るものを使用し、換気の良いところで行って下さい。(加熱により
  ある程度煙が発生いたします。)

加熱温度は170〜220℃以内で行ってください。(加熱し過ぎは引火、発火いたします。)
はじめに、ご使用される分量をハサミで切り取り、加熱の可能な容器に薄く平らに並べ、170℃より徐々に加熱してゆきます。 
  この時溶かす量と機種(メーカーの違いで、温度に若干の違いが生じることがあります。)により、溶ける時間に差が生じます。

  Oneポイント: なかなか溶けないようあれば、一時的にふたをかぶせることを推奨します。
ジェリーキャストの表面が完全に透明になりましたら、溶融完了です、割りバシなどで柔らかさ の状態を確認して下さい。
   (十分流れる状態にしてからご使用下さい。)

  Oneポイント:溶融が完了しましたら出来るだけ早くキャスティングをおして下さい。
シリコーン型の注型に使用される場合には、型内の油分を完全にふき取って下さい。 また同様 にそれ以外の型の場合も、
  内側の汚れを落とした後で、流し込んで下さい。

 Oneポイント:キャスティングをする際、シリコーン等の注形型は、ホットプレートの蓋などの上であらかじめ暖めおくことを推奨します。
          型温度が低と、型の中を流れる内に冷えてしまい、型通りの注形品が取れない事があります。

離型は、ジェリーキャストが完全に冷えてから、離型させて下さい。
本品製品を加工する場合には、手袋・安全めがね等で、体を保護した上で行って下さい。
本品をコピー紙等の紙の上に置くと、紙に跡がつくことがあります、ご注意ください。
本品は、注型材用途に、考え出された製品です、その他の用途はに使わないで下さい。

本製品の製造上、透明むらや、泡が入っている事がありますが、機能上問題はありません。